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テ・ジョヨン第18回

第18回

馬に乗って、テ・ジュンサン将軍一行が、安市城に到着する。
テ将軍「このテ・ジュンサン、ヤン・マンチュン将軍にご挨拶を。今まで、お元気でしたか」
ヤン将軍「(手を取って)テ将軍・・・、やっと来たか」
テ将軍「将軍」

ヤン将軍「(着席して)テ将軍のお陰で、国の危機を免れた。すぐに平壌へ人を遣り、大莫離支に知らせろ」
テ将軍「平壌には、ご内密に」
ヤン将軍「なぜだ? なぜ知らせたくない?」
「私の息子を覚えておいでですか? 将軍がジョヨンと名づけた子です」
「その子が生きているのか?」
「すでに将軍も会っておられます。ケドンです。
「ケドン、ケドンなら・・・・」

高句麗の軍営:山砦
「コム師範はウィ島を頼みます。唐の大そう管がいるので、ここから命令が出ています。動きに注意せねばなりません」
「承知した」
「蛇水はそなたに任せる。契丹軍が本格的に、戦闘態勢を取るはずだ。彼らの一挙一動も、見逃してはならぬ」
「心配無用」
「蛇水とウィ島間の伝令は、必ずここを通る。伝令の中には、この戦で重要な戦略もあるはずです。それを手に入れるのです。くだいようですが、我らの働きに、戦の勝敗が、かかっています」

唐陣営。
ソリンギ「将軍方お二人は、我らが出ている間に、平壌城を落とす戦略を立てられたのか?」
蘇将軍「それが、色々と考えてはみたが、蛇水を渡って攻め入るのは、どうも気が進まぬ」
「どういうことだ?」
「考えてみよ。敵が城門を開けて、押し寄せたら、どうなる? 逃げ場もなく、やられるしかない」
「ソル将軍、蛇水を渡るのは、背水の陣も同然だ、背水の陣とは、生か死か、二つに一つた」
「私も、それが心配でした。相手はーー、あのヨン・ゲソムンです。城内で手を拱いて、見ているはずがない」
イ・ヘゴ「しかし、奴らが、城外に出てくるなら、我らの望むところです」
「何を聞いていたのだ? 背水の陣と言ったのだぞ」
「危険は機会にもなり得ます。敵が出てくれば、その分―城を落とす機会も増えます」」「イ・ヘゴ副将のいうとおりだ、避けられぬ戦なら、積極的な策が必要だ、積極策をな」
「困ったものだな。水中で待ち伏せる訳にもいかぬし・・・、まったく・・・」
「今・・・、何と言った?」
「い・・・いや、ただの冗談だ」
「軍を、水中で待ち伏せさせる?」
「それは、歯がゆすぎて、言っただけだ」
「違う、素晴しい。軍を水中で待ち伏せさせる・・・、これぞ、妙案だ」
「私が・・・何を言ったというのだ?」
「今更だが、バン将軍は、賢いな、こんな妙案を思いつくとは、ははははは」
「妙案? ははははは、この私が?」

高句麗の平壌城。
「何だと?、城外へ出て戦う? 唐軍が未だ攻められぬ理由は蛇水のせいです」
イ・ギウ「さようです、川を背にして戦うのは、危険なことです」
オン・サムン「この戦は平地戦になるでしょう、戦線の武将にもそう伝えました」
ブ・ギウィン「ですが・・・、見え透いた戦略なら、敵も対策を練っているはずです」
ケジン「さようです。下手をすれば、敵の罠にかかりますぞ」
王「大莫離支は、なぜ何も言わぬ?」
ヨン・ゲソムン「私が心配していた事を、大臣方がまさに指摘されました。っしかも、敵の総司令は、ソリンギです」
「ソリンギ?」
「はい、以前、唐の使者としてきた者です」
「思い出した・・・」
「只者ではありません。蛇水を渡るなら、間違いなく作戦があるはずです」
オン「しかし、蛇水を渡らずに、平壌は攻められません。」
イ「過ぎた心配は、害になります。敵は進退窮まっているはず」

唐陣営。
「水軍をですか?」
ソリンギ「さよう、ウィ島の大ソウ管に伝令を送り、秘密裏に水軍を求めよう。そして、水軍の船を蛇水に隠しておくのだ」
「ヨン・ゲソムンが来たら、水軍と共に、総攻撃するのですか?」
「そうだ、蛇水に軍を潜伏させる。これぞ、まさしく待ち伏せだ」
「水中で待ち伏せる、実に巧妙な策です」
バン将軍「すべて私の頭から出たものだ。他に思いつけるものもいまい、だろう? ソル将軍」
「汚いんだろ?」
「さあさあ、そうと決まったら、今すぐウィ島に伝令を」
ポンペ「私が行きます」
ソリンギ「いいや、ここにいろ。イ副将」
「はい」
「そなたが、大ソウ管の許可を得て来い。この作戦は機密保持が極めて大事だ。重大任務ゆえ、特別にそなたに任せる」
「必ず命令を全うします」

イ・ヘゴの一団が馬を走らせている。
道が、倒木などでふさがれている。
周りから兵士が立ち上がり、弓をかまえる。
テ・ジョヨンが弓をかまえる。
イ・ヘゴ「罠だ、みんな戻れ、脱出しろ」
テ・ジョヨン「止めろ」
もう一方にも、木が倒されて、袋のねずみ状態。
コルサビウに続き、次々に弓が放たれる。
矢に当たって、落馬する兵士たち。
イ・ヘゴも落馬。
「副将」
テ・ジョヨンは剣を抜き「皆、殺せ、一人も生かすな」
「副将」
「行け、部族に知らせろ、行くんだ、早く」
イ・ヘゴを兵士が取り囲む。
イ・ヘゴが、テ・ジョヨンに向かっていこうとしたとき、イ・ヘゴの背に矢が命中する。
コルサビウが、イ・ヘゴの胸から、手紙を取り出し、テ・ジョヨンに渡す。

小屋の中。
縛られているイ・ヘゴをつれて、テ・ジョヨン、コム・モジャムたちが入ってくる。
コム「密書には、平壌城を攻める他に、具体的な戦略が書かれていない」
テ・ジョヨン「質問に答えろ、嘘をついたら、容赦なく殺す。伝令の内容は何だ? 書かれていない計略は何なのだ?」
「殺せ、恐れなど知らぬ、早く、殺せ」

唐の陣営。
会議の席にチョリンが入ってくる。
チョリン「イ副将に何があった?」
「行く途中で襲撃された」
「襲撃? 一体誰が襲った?」
「ベスで見た高句麗の奴らです」
ソリンギ「前に、捕虜だった奴に違いない。殺しておくべきだった」
チョリン「時間がありません、今すぐに救出命令を」
「生死も分からぬ、無理だ」
「必ず生きているはずです」
「それなら、なおさら問題だ」
「なぜです?」
「密書には、何も書いてない。機密保持のために、具体的な戦略は、イ副将が直接報告する事になっている。だが高句麗にとらわれたなら、それこそ、一大事だ」
ポンペ「将軍、今から作戦を変更しては?」
チョリン「彼は、決して口を割りません」
契丹族長「そのとおりです。彼なら、死んでも秘密は守るはずです」
チョリン「すぐに出兵命令を。イ副将の救出命令を」
ポンペ「今は、それどころじゃない。平壌城攻撃のほうが大事だ」
チョリン「副将を見殺しにする気か?」
「策もなく出兵しても無駄だ」
「叔父上」
「生死も分からず、敵の居場所も分からない」
「他でもない、イ副将です、あまりにも薄情です」
族長「やめろ。やめるのだ。将軍が決める事です。ご決断を」
「イ・ヘゴは・・・、これまで、私が会った中で、最高の武将だった、十万の軍、いや、それ以上の大軍でも、私は彼を選ぶだろう。だが、今は、高句麗の滅亡が目前にある、彼を助けるために、この機を逃すわけにはいかん。孫将軍、直ちに兵を率いて、ウィ島へ行け。そなたがイ・ヘゴ副将の代わりに任務を全うせよ」
「はい、将軍」

囚われのイ・ヘゴ。

手紙を握りつぶすテ・ジョヨン。
コム・モジャム「口を割るまで待てん、いっそ、奴を殺すのだ、他を当たったほうが早い」
テ・ジョヨン「ここには、何も書かれていません。これは、とんでもない策がある証拠です。それが何かを見つけ出さねば」
コルサビウが来る。
コルサビウ「たった今、蛇水の間者から報告が。数百の軍がここに来る」
コム「どこの軍だ? 討伐軍か?」
「伝令なら数百も出しません」
コム「我らの事がばれたのか・・・」
「即断は禁物です。すぐ待ち伏せの準備を。皆に念を押せ。決して先制攻撃はするなと」「分かった」

孫将軍の一行が馬で進む。
チョリンもいる。
隠れて様子を見るコルサビウたち。
コム「幸い問う抜群ではなく、伝令だ、こちらが手を出せぬよう、大勢で来たようだ」
コルサビウ「途方もない作戦に間違いありません」
コム「さあ・・・」
コムとコルサビウは、引き上げる。

イ・ヘゴが囚われている小屋。
テ・ジョヨンが入る。
テ・ジョヨンがつけているチョリンのリボンのアップ。
「もはや、私からは何も聞けんぞ。なぜ殺さない? 高麗城とベスでの屈辱を晴らせないのが無念のかぎりだ。死など怖くない、だが、天が機会を与えるなら、その時は、必ず、貴様の首を、この手で斬る。必ず斬ってやる」
「お前の生死は天ではなく、お前の決定次第だ。作戦を言え。何を企んでいる?」
「望みをかなえて、一つだけ教えてやろう、高句麗はじきに滅ぶ。王宮は燃え、抵抗するものは、皆殺しにされるだろう。もうすぐだ、必ずそうなる」
「その前に、お前の首が蛇水に投げ込まれる」

チョリン一行。
チョリン「敵の位置は?」
「はい、間者のあとをつけて、突き止めました」
「イ副将は?」
「無事です」
「お嬢様、援軍を求めましょう」
「駄目だ、捕虜のイ副将が危なくなる」
「では・・・」
「今夜、我らで助けに行く。他に方法がない。ついて来るか?」
「はい、お嬢様」

夜、手裏剣で、警備兵を倒す、チョリンとその部下。
小屋に入るチョリン。
「兄上」
「チョリン」
縄を切り、小屋を出たところ、テ・ジョヨンたちがいる。
コム「我らをつけたのは、お前らか、歯向かえば殺す、剣を下せ」
「部下を助けくば、剣を捨てろ」
チョリンが剣を捨てる。部下も捨てる。

小屋の中。
チョリンとイ・ヘゴが縛られている。
チョリンの顔。
回想シーン
「一時も忘れた事はない。長城を越える時も、海を渡る時も、矢の雨が降る戦場でも、私は一度もお前を忘れた事はない」
悩むチョリンの顔。
イ・ヘゴ「チョリン、助けに来るとは、夢にも思わなかった。涙が出るほど嬉しいが、状況は悪化した。私だけなら、どんな事にも耐えられる。だが、お前まで捕まっては・・・」
「心配するな。私のせいで、機密が漏れる事はない」
コルサビウたちがくる。
「女を外へ」

テ・ジョヨンの顔。
チョリンをつれてくる。
「再開したくはなかった。この戦が続くかぎり、我らは、敵でしかない」
「戦のせいにするな。私を敵に回したのは、お前だ」
「お前への気持ちは本当だ」
「私に、また信じろと?」
「真実を言っているだけだ」
「真実?」
「私は、二度と騙されぬ。もしも、その言葉が本当なら逃がしてくれ。なぜ答えない?」「密書の・・・内容は何だ? お前を助ける方法はそれしかない。私からは、お前が望む話は聞けない」
テ・ジョヨンの首飾りをはずして、テーブルに置くチョリン。
「これで、我らは無関係だ。戦で殺されるのだ。恨みはしない。だから、悩むことはない。今―この場で殺せ。聞こえないか? 私を殺せ、今すぐ殺すのだ」
コルサビウ「連れて行け」
首飾りをとるテ・ジョヨン。


高句麗の軍営:山砦。
「間者から報告が来た。前に通った伝令がウィ島を発った」
「大ソウ管の命令に違いない。敵が蛇水に着いたら、総攻撃が始まる」
「計略が分かるまでは、攻撃を食い止めねば」
「どうやって?」
「蛇水の陣営に行かせてはなりません」
「まさか、先制攻撃をするのか? 敵の軍勢は数百以上だ。どうやって・・・」
「それしか、方法はありません」
コルサビウ「我らが防ぐ間に聞きだせるか?」
「聞き出すんだ。何としても聞き出せ」
「そうします。必ず聞き出します」
コム「時間がない、行くぞ」
コムとともにコルサビウも席を立つ。
コルサビウ「誰かを慕うのは、剣を持つのと同じだ。間違えば刺される。お前を信じる。皆の死を無駄にするな」
考えるテ・ジョヨン。

孫将軍一行。
隠れているコム将軍たち。

考えるテ・ジョヨン。
首飾りを見るテ・ジョヨン。

戦いのシーン。

考えるテ・ジョヨン。
立ち上がり、剣を取る。


捕虜の小屋に入るテ・ジョヨン。
テ・ジョヨン「皆、決死の覚悟で、唐との戦いに出た。もしかしたら、一人残らず、全滅するかも知れない」
剣を抜く、テ・ジョヨン。
「これ以上は、生かしておけん。私を恨むな。どちらが先だ?」
チョリン「私から殺せ。この瞬間に、契丹兵も殺されている。お前を捕らえた時に、殺すべきだった。死んで契丹兵に詫びる。さっさと殺せ」
イ・ヘゴ「チョリン」
チョリンに剣を突きつけるテ・ジョヨン。
テ・ジョヨン「戦のないところに、生まれ変われ」
テ・ジョヨンは、剣の鞘を地面に落とし、剣を大上段に振りかざす。
「うーっ」
イ・ヘゴ「待て。全部言う」
「兄上」「早く、剣をしまえ」
「絶対に言うな」「チョリン」「殺せ、早く殺せ」
「お前をヨンジュとは換えられない。天下をくれるとしても、お前を死なせない」
「兄上」
「裏切り者になろうと、誰に殺されてもいい、お前さえ助かるならば、私は、何でもする」「兄上・・・」
「お前が望む情報をすべて話す。だが、その前に、必ずチョリンを助けると約束しろ」
「必ず、約束は守る」
チョリンを見るイ・ヘゴ。

唐の契丹陣営。
ソリンギ「何・・・奇襲?」
ポンペ「さようです」
「では、孫将軍は?」
「軍を率いて、ウィ島へ戻りました」
「撤退するほど敵が多かったのか?」
「たったの数十人です」
ソ・リョンバン「数十人? 数百が数十にやられたのか?」
「敵もほぼ全滅状態です」
ソリンギ「決死の覚悟で来たか。しぶとい奴らめ」
「作戦が遅延していますぞ」
バン将軍「大ソウ管の許可も、形式に過ぎない。今すぐ平壌城の攻撃命令を」
「それで失敗したら、バン将軍が代わりに死ぬか?」
「そ・・・それは、遠慮しておく」
「大きな戦であるほど、慎重に、慎重を重ねるのだ。もう少し待とう」


テ・ジョヨンとコム将軍、コルサビウ。
コム「水軍? 敵が水軍を待ち伏せさせた?」
テ・ジョヨン「そうです。平壌兵を蛇水に誘引し、水軍と挟撃する気です」
コム「敵ながら、あっぱれな作戦だ。完全にやられるだろう」
コルサビウ「平壌へ知らせなくては」
テ・ジョヨン「知らせるのは、平壌ではなく、安市城だ」
コルサビウ「なぜだ? なぜ蛇水のことを安市城へ?」
テ・ジョヨン「平壌へ知らせれば、災いを避けられるが、安市城なら、計略を利用し、戦況を有利にできる」
コム「何がなんだか・・・」
テ・ジョヨンは、手紙を取り出す。
「ここに、決戦を終える秘策があります。コム師範が安市城へお伝え下さい」
「ここに何が書かれているのだ?」
「今すぐに出発を。必ず安市城へ伝えて下さい」
「承知した」
「捕虜はどうする気だ?」

捕虜の小屋。
チョリンとイ・ヘゴ。
その様子を、外から見ているテ・ジョヨン。
コルサビウ「奴らを殺すんだ。いつかまた我らに弓を引く。奴らを殺せ。できないなら私が殺す」
小屋へ向かうコルサビウを、テ・ジョヨンがさえぎる。
コルサビウ「苦楽を共にした兵が死んだ。その最後を見たんだ。彼らの叫びがまだ耳に残っている。奴らを殺して、皆の敵を討つ。どけ。早く」
首を振るテ・ジョヨン。

安市城。
「ジョヨンから密書が?」
「何とあります?」
「将軍」
「じき、唐軍が蛇水を渡って、平壌を攻める。それと同時に、ウィ島のイジョクが蛇水へ出兵する、ジョヨンは、我らにイジョクの軍を防げと」
「そのためには、敵の移動経路を知らないと・・・」
「ここに書いてある。経路の他に移動日と軍の規模まであるぞ」
コ・サグ「大したものです。手のひらで敵を転がしていますな」
「待ち伏せて、奇襲すれば、イジョクの軍を殲滅できます」
「この戦は、私が直接、指揮を執る」
「なんと・・・将軍、御自らですか?」
「ジョヨンの密書がある、心配ない。テ将軍とトルバルは共に参れ。コ将軍は城を守るのだ。すぐに出兵する」
「はい、将軍」


シン・ホンの小屋。
シン・ホン「今は、まだ無理です」
ナムセン「大丈夫だ、お陰で良くなった。シン公、共に世に出ないか? そなたほどの賢者は初めてだ。共に来れば、望みは、何でもかなえてやる。どうだ? 共に天下を取ろうぞ」
「私には無理です」
「私を信じられぬか? 私は大莫離支になる男だ。私に従えば、有翼の虎になれる」
「あなた様は確かに虎です。でも私は、あなたを支える翼にはなれない」
「シン公、いつまで隠遁する気だ? 本当に分からぬ男だ」
「私には、主人がいます。あなた様はあまりにも大き過ぎて、高潔なお方です」
「お前の主人は誰だ? 私を断るほどの者か?」


捕虜の小屋。
テ・ジョヨンとコルサビウが入る。
チョリンを見つめるテ・ジョヨン。
コルサビウ「外へ出せ」

森の中。
縛られているチョリンとイ・ヘゴ。そばに部下たちも。

イ・ヘゴ「どうする気だ?」
剣を抜くテ・ジョヨン。
剣を構えるテ・ジョヨン。
「うーっ」二人の縄を切る。
テ・ジョヨン「蛇水へ着く頃には、戦は終わっているはずだ。契丹へ帰れ。二度とこの国に来るな」
チョリン「私を忘れるな。私もテ・ジョヨンを忘れない。再会する日が必ず来る。助けてくれと命乞いする日がな」
馬に乗るテ・ジョヨンたち。
振り向いてチョリンを見るテ・ジョヨン。
テ・ジョヨンの心の声「お前を最後まで守れない私を許すな。すまない、すまない、チョリン」

夜。
川のそばまできたテ・ジョヨンとコルサビウ一行。
コルサビウとテ・ジョヨンは目で、互いにうなずきあう。火のついた弓を射るテ・ジョヨン。


唐の契丹軍。
「将軍、将軍、ついに合図が。北の空に火矢が上がりました」
「間違いない、大ソウ管が軍を率いて来たのです。早く総攻撃命令を」
「皆、将軍の命令を待っている」
「早く、攻撃命令を」「将軍」
「唐の武将よ、よく聞け、我らの後ろでは、イジョク大ソウ管が援軍を率いてしっかり守っている、皆、私に続け。ヨンゲソムンを殺し、平壌城を落として、高句麗を滅ぼすぞ。さあ(剣を抜く)この―ーソリンギに続け」
「はい、将軍」


川のそばのテ・ジョヨンたち。
全員剣を抜く。
コルサビウ「唐軍がついに蛇水を渡り始めた」
テ・ジョヨン「ただの一人も、生きて蛇水から帰れないぞ。唐軍にとって、蛇水は死の川になるだろう。必ずそうなる。必ず」




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