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正祖大王のドキュメンタリーとイサン

韓国歴史ドラマを見ていると、予想もつかない展開で、驚きながら、見てしまう。
イサンも、そんなことってあるの、と思いながら、見ていた部分があった。
王世孫として、次の王になるべきイサンに対して、その命を狙ったり、書類を偽造したり、さまざまな悪口をいう展開に驚いた。
そんなことって、作りすぎ、ぐらいに思っていた。

イサンの父が米びつの中に閉じ込められて、8日間で飢え死にしたことは、史実。

ドラマチックにするために、いろいろ脚色を加えているのだろうと思っていた。

韓国史傳では、イサンのモデル正祖大王を今回取り上げた。

それによると、イサンの父の米びつは、監視付だったそうだ。

監視たちは、食べ物や酒をやろうか、と声をかけて、ばかにしたそうだ。

ドラマのイサンでは、米びつの中にいる父に、イサンが、水と、食べ物を届ける。

ドラマの中では、監視付ではなく、米びつがただ置いてある。

ちょっと違う。

子供のイサンが、がんばって走り回るが、そんなことは、無理だったはず。。。

周囲は、正祖大王をさまざまな形で、馬鹿にしていたらしい。

祖父である王が、正祖に譲位すると宣言したとき、書記が書きとどめるのを邪魔したそうだ。

文人であったと、歴史には記されているが、実は、武人だったとか。

弓を50発中50発当てたそうだ。

護衛兵を養成し、徐々に大きくして、強い軍隊を作り、直接指揮し、要塞も作ったそうだ。

それだけの軍事力を背景にして、国政を改革し、民主化しようとした。

奴婢や庶子の差別をなくそうとした。

しかし、父の恨みをはらすと宣言した後、数ヵ月後、急死してしまい、志半ばでなくなってしまった。

毒殺されたといううわさがあるそうだ。

面白い話をねたにシナリオを考えるとき、ドキュメンタリーのほうが面白いかもしれない、と思うことがある。
ドラマとして、小説として、もっとすばらしくなっているべきだが。。。

イサンもチャングムと同じシナリオライターで、チャングムに似た展開やキャラクターがあって、なんとなく、チャングムくさいなあと、思ってしまうと、つまらなく思える。

韓国史傳の正祖大王は、イサンよりももっと悲劇的で、魅力的だった。

18世紀の朝鮮は、王権を強化しようとした正祖大王を殺したとすれば、何でもありの状態だと思う。

ドラマ「漢城別曲」は、フィクションだそうだが、恐ろしいシーンが続出する。
最後、王が毒殺されるのだが、そういうことが本当に朝鮮の歴史にあったのだろう。

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