「ソウル1945」が、10月1日の71話で、最終回を迎える。
韓国では、脚本家が警察に連れて行かれたこともあったとか言う話がどこかのサイトに書いてあった。
なるほど、と思えるような話だ。
韓国で作られたドラマにしては、共産主義者の主人公たちが、もっとも美化されている。
共産主義者のウニョクとヘギョンのほうが、愛されるだけでなく、最後まで、相手を思いやり、純愛をつらぬき、愛する人を命がけで守ろうとする。
ソッキョンは、婚約者にも見捨てられ、愛するウニョクにも振られて、ぼろぼろになりながら、最後は、ヘギョンを助けて、脱出させるらしい。
あらすじサイトを読んでしまった。
これでは、確かに、韓国では睨まれるはずだ。
それだけ、韓国国内では、共産主義がいいと共鳴する人が多いということだろう。
共産主義者を弾圧してきた歴史があり、殺されたり、拷問された軍政時代があった。
そういう歴史があって、共産主義者だった人は日本に逃げてきたりしたわけで、日本から、帰還事業により、北朝鮮に渡った人もいたし、いまだにお金を送る人もいるのだろう。
「ソウル1945」が、朱蒙と同じ時期に放送され、朱蒙よりも高い評価を受けたらしい。
さもありなんという感じ。
朱蒙も面白かったけれども、「ソウル1945」は、恋愛ドラマというよりも、朝鮮半島に住んでいた人たちが、なぜ共産主義にあこがれるかが、よくわかるドラマだった。
親日派が、戦前から戦争中にかけて、貧しい人たちを抑圧して、大儲けしていたという設定には、ちょっと違うんじゃないかと、不愉快になったけれども。
炭鉱爆発事故で、死んだウニョクのお姉さんたちの話は、実際にそんなこともあったかもしれない。
昔は、人間の命が、今ほど大事にされていなかった。
貧富の差は、激しい時代だった。
日本もそうだったけれども、朝鮮半島は、全体が極貧だったから、日本が巨額の資金を投入して、生活水準をあげようとしたとき、大儲けした人もいたのだろう。
それはさておき、南北朝鮮に分かれて、同じ家族の中で、敵味方に分かれた一家もあり、ドラマの中では、ソウルの支配者が変わるたびに、心配し、嘆き悲しむ。
ドラマの中だから、見ていられるけれども、自分の身の回りでそんなことが起きたら、あまりにもつらすぎて、耐えられないと思う。
そういうドラマをみせられて、あらためて南北朝鮮にわかれているということは、どれほどつらいのか、と、少しわかったような気がする。
しかし、詳細な部分について、なんでこうなるんだ!!というつっこみどころは、数多くある。
単に思想信条の違いだけで殺しあうことの無意味さ。
共産主義という幻想のもとに、多くの人を粛清していく愚かしさ。
近所の人や、世話になった恩人すらも生きるために告発したソッキョン。
おそらく、渦中にいる人には見えないのだろう。
そして、10月25日から、朝鮮戦争をテーマに新しいドラマが始まるらしい。
恐怖のあまりに脱糞し、人民軍兵士の服に着替えて、生き延びるというあらすじには、笑ってしまうけれども。
(10月1日追加)脱糞は読み間違いでした。すみません。脱営でした。
私は、中学生くらいのとき、緊張すると、笑いが止まらなくなる癖があって、卒業式などには、とても苦労した。こういう文章を、なぜこんな風に読み間違えるのか、と、思われちゃいそう。
日本が朝鮮問題に巻き込まれて迷惑するのはごめんこうむりたいと思うけれども、中国が、日本にまで触手をのばしつつあるとき、朝鮮半島の苦難の歴史を知るのは、日本の未来を考える上で、非常に有益だろうと思う。
戦友(??) 2010年 全20話
出演
チェ・スジョン、 イ・テラン、イ・ドクファ、チョン・テウ、キム・レハ 他
監督:キム・サンフィ、ソン・ヒョヌク 脚本:イ・ウンサン、キム・ピルジン
放送時間
2010年10月25日(月)スタート
本放送【月・火】 22:05~23:05
再放送【月・火】 09:00~10:00
みどころ
*日本初放送!朝鮮戦争60周年特別企画ドラマが早くも放送スタート!
*「大祚榮」のチェ・スジョン「愛しの金枝玉葉」のイ・テラン主演!
*自らを犠牲にして祖国と同僚を助けた若者たちの祖国愛と深い戦友愛を描くKBS野心作!
あらすじ
戦争勃発から4カ月、国軍は洛東江防御線と仁川上陸作戦を起点に分かれた戦列を整え鴨綠江まで北上する中、ベテラン先任下士ヒョンジュン(チェ・スジョン)率いる1部隊がその先頭に立つ。統一に向けて前進していた師団長パク・ウン(イ・ドクファ)は偶然スパイを捕まえる。パク・ウンはスパイから中国が参戦し数十万の大軍がすでに我々を包囲しているという事実を聞き愕然とする。戦争が終わったと思っていた兵士たちは再び命をかけた壮絶な戦いに備えるのだが… 中共軍の人海戦術に結局師団は壊滅し、師団長パク・ウン(イ・ドクファ)が乗っていたジープ車が中共軍の砲撃を受け爆発してしまう。一方、恐ろしさに脱営したソンイル(チョン・テウ)は人民軍の死体の軍服を脱がせ人民軍に偽装して生き延びようとする。ヒョンジュン(チェ・スジョン)と分隊員は中共軍を避け移動中、人民軍脱営兵たちに会う。お互いを避けようとする緊張の瞬間、チョン・テクス一兵(イ・スンヒョ)が水火も辞さず刀を抜く。
登場人物
チェ・スジョン イ・テラン イ・ドクファ チョン・テウ キム・レハ イム・ウォンヒ ナム・ソンジン
イ・ヒョンジュン役:チェ・スジョン
1分隊の分隊長。創軍以前の国防警備隊時代から様々な戦闘を経験してきたベテランだが、過去の話は誰にもしないため入隊以前のいきさつを知る者は誰もいない。どんな命令もやり遂げてしまう原則主者だが、部下の命を何よりも重視する。分隊員たちにとっては兄のように頼もしい存在。
イ・スギョン役:イ・テラン
日本植民地時代、独立運動に関心を持ち社会主義思想を唱えた。米軍が韓国に進駐するとすぐにすべてを捨てて北に行き、人民軍将校になって最前線に立った。クールで能力のある将校だが、戦争に対してだんだん疑問を持つようになる。 戦場で偶然、国軍のイ・ヒョンジュン中佐に会って驚く彼女には何か過去があるようだが…
パク・ウン役:イ・ドクファ
独立軍出身の将軍。光復軍として解放前には蒋介石の中国軍に属し、毛沢東の中国中共軍と戦闘を行った。非凡な作戦能力と部下を子供のように考える温かい心を持つ。
チョン・ソンイル役:チョン・テウ
元々は国軍だった。それも戦闘経験が全くない新兵。死への恐怖心の中でただひたすら生きたいという考えしかない。中共軍の気勢に押され脱営し人民軍になってしまう。
パク・イルグォン役:キム・レハ
分隊員にいつも軍規を強要し厳しい。任務のためなら多少の犠牲も受け入れなければというクールな人物。敵はもちろん戦友にも怖い人物。
キム・ジュンボム役:イム・ウォンヒ
漫談家を夢見る青年で分隊の活力素。口数も多く愚痴も多くそれだけ情も多い。戦闘の時には自分の命をかけるが特有の情にもろく感受性の強い性格のために誰よりも戦争の悲哀をしみじみと感じている。
ヨム・ハジン役:ナム・ソンジン
田舎出身の素朴な男。寝ても覚めても生きて妻に会う事を夢見る。おっちょこちょいだが銃を撃つときは誰よりも真摯になる。、