S-PLUSのユーザーコンファレンス
毎年、S-PLUSのユーザーコンファレンスがある。
時々参加している。
統計パッケージを使って、時系列分析、さらには、多変量解析までやったことがある。
私は、日立の大型コンピューターバージョンのBMDPを使った。
今から、うん10年前。
今は、パソコンで、さらにインテリジェントな統計分析がいくらでもできる。
便利な世の中になったものだ。
午前中の基調講演がすばらしいことがあるので、聞きたかったのだけれども、ほとんど終わっていた。
いろいろなプログラムの中からおもしろそうなものを選んで、聞くことができる。
場所は、六本木ヒルズ。
セッションは、同時に8つくらい開かれている。
ある部屋は、LISP関係のセッションが、ずっと開かれていた。
京都大学のLISP講義を聞いてみた。
情報学科の必修だそうだ。
LISPは、学生時代に聞いたことがあって、そのときは、提出課題がうまくできずに、人から教えてもらったが、それもうまく動かないままだった。
授業自体は、難しくなかったけれども、プログラミングで、何かの計算をするのだったか、関数を定義するのだったか、よく覚えていないけれども、ギャップがありすぎて、課題をこなすのは、大変だった。
今回、今でもLISPを教えているのか、と驚きながら、どんなことをやっているのかな、と思って聞いてみた。
C言語などよりもやさしくて、勉強になるらしい。
しかも、コンパイラがいらないのだとか。
オートマトンと同じような動き方をするし、確かに、勉強になるかもしれない。
今は、パソコンでLISPを動かすことができるようになっているらしい。
それでも、パソコン上で、環境を作るのは、以前は難しかったそうで、簡単にできるようなツールを公開しているそうだ。
再帰的な関数定義が簡単にできるLISPだけれども。
今は、MITのSchemeというものがあるらしい。
それ以外にも、いくつか聞いたけれども、ベイジアンモデルは、観測数値から因果関係を推定するツールだそうで、うまく使えば、おもしろそうだった。
肺がんの因果関係と、検査数値の確率的な予想数値を計算するモデルは、実用的だし、便利だろう。
ALMについて、クォンツ的な話をするというので、聞いてみた。
今、バーゼルⅢというのが、あって、バーゼル規制をクリアする必要があるけれども、クリアするのは大変らしい。
会計基準もIFRSという国際会計基準を使うことになるらしい。
アメリカの会計基準は、これとは違うけれども、IFRSに近づいているそうだ。
しかし、驚いた。
バーゼル基準対応の結果、日本では、リスクテイクを減らし、日本国債を買う方向にいくことになるそうだ。
(預金が増えて、貸出先が足りないらしい)
それが、ALMの結果とは。。。
金利低下のうちはいいけれども。。
金利上昇したらどうなるのだろうか。
可能性はゼロではないはずだけれども。
アセットライアビリティマネージメントがALMだけれども、資産管理といっても、これじゃあねえ。。。
ちょっとびっくりというか、過去の数値から考えると、こうなるしかないかもしれないけれども。
頭固いと思う。
NUOPTという資産管理プログラムは、カスタマイズしてくれるそうだ。
ユーザーは使うだけ。。
画面上で、ドラッグ&ドロップで、どんどん結果が出るのはすごいけれども。
カスタマイズのモデルが間違ってたら??
それにしても、使ってみたくなるすごいツールだ。
今、新指導要綱で、小中高それぞれの段階で、統計の内容が新しく加わっているそうだ。
国際的学力テストでは、かなりの統計的推論を要求される問題があって、日本の順位はどんどん落ちているらしい。
しかし、「統計を理解する時、確率も理解しなければ、イメージできない」と、講演者は語っていた。
確率の授業というか、内容は、昔、数Ⅲだった。
確率を難しいといっていた人がいた。
新指導要綱で、数学の先生が、必要になるかも。
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